みずき便り

みずき便り:3月

2025-03-31

みずき便り3月

色とりどりの花が咲きそろう季節となりました。急に暖かくなり、家の近くの桜もきれいな花を咲かせています。
毎年花粉症の方には悩ましい時期ですね。今年は黄砂も重なって症状が酷く喉の痛みや咳の症状を訴える患者様も多くなっています。
近年、花粉症の治療は次々と薬の開発が進み色々な治療法があります。毎年春になると憂鬱になり、お花見にも出られないと言う方は一度の治療で諦めず、ご自分に合った薬を見つけてみてください。
私も、長年服用していた薬が効かず、今年は初めて点鼻薬と目薬を処方してもらいました。おかげで今日も朝から愛犬と公園を散歩しながらお花見をしています。
[文:薬剤師 原]

お知らせ:令和7年度帯状疱疹ワクチンについて

2025-03-31

今年度から65歳以上の方を対象に定期接種が開始されます。
対象者には薄緑色の定期接種通知書が送付されます。ご希望の方はワクチンを用意しますので、先に電話予約をお願い致します。
また、50歳以上で定期接種対象外の方は、保健所に連絡し白色の接種通知書が手元に届いてから予約の電話を入れてください。よろしくお願いいたします。

お知らせ:入学、入社、その他に関わる健康診断について

2022-06-30

入学、入社、その他に関わる健康診断をご希望の方は事前に検査項目について情報を頂けるとより迅速に対応できますので、ご連絡ください。

お知らせ:午後外来診療の時間変更について

2024-07-02

8月より午後の診療時間を14時から17時に変更します。
今まで往診時間を14時から15時に取っていましたが、院長が往診を月曜日に集中して行うようにするため外来は副院長が14時から開始します。

お知らせ:高齢者用肺炎球菌ワクチンの定期予防接種について

2024-05-01

今年度は65歳の人のみが対象になります。
対象になる方には65歳の誕生日の翌月に予診票が郵送されます。

お知らせ:クリニックの名称変更について

2024-01-31

4月1日から永島内科医院の名前を変更することになりました。
新しい名前は"かいがやみずきクリニック"です。
これからもよろしくお願いいたします。

みずき便り:9月

2024-09-02

みずき便り9月

生活習慣病の一つ糖尿病について
過食、運動不足などから肥満となり、血糖値を下げるインスリンというホルモンの分泌が低下したり、インスリンをうまく利用できない抵抗性が増大する事で糖尿病を発症する人がいます。これが生活習慣病から来る2型糖尿病です。もともと日本人はインスリン分泌量が欧米人に比べて少なく、過度の肥満でなくても糖尿病になりやすいのです。
糖尿病は同じく生活習慣病である高血圧、脂質異常症も合併しやすく、脳心血管病の危険性を更に悪化させます。
また糖尿病は加齢によっても発症しやすくなり、糖尿病予備軍の人も入れると70代の4割以上の人が糖尿病であると言われています。そして糖尿病のある人は認知症にもなりやすい事がわかっています。
血糖値が高くなると喉が渇いたり、頻尿になる事もありますが、多くは自覚症状がありません。健康診断などを利用して早めに見つけ、生活習慣の改善について取り組んでいきましょう。
[文:院長 登田 久子]

みずき便り:8月

2024-07-31

みずき便り8月

生活習慣病の一つ高血圧症について
なぜ血圧が高いと悪いのか、どのくらい下げればいいのか、降圧薬を始めたらやめられないのかなどの疑問を持たれる方が多くいらっしゃいます。
血圧が高いと脳心血管病を発症するリスクが高くなります。これは長期間の調査に基づく結果から明らかになっている事で、糖尿病や脂質異常症などが合併していればさらにリスクが高まる事がわかっています。
診察室で測定した血圧が140/90以上、家庭血圧が135/85以上で高血圧の診断となり、治療は130/80未満を目指します。しかし75歳以上の後期高齢者で脳心血管病のリスクの高くない人では140/90未満のコントロールで容認し、脳心血管病のリスクが高い人は130/80未満を目指して生活習慣の改善や内服治療を開始します。
降圧薬の内服をそろそろ始めた方が安全ですよとお話しすると、薬を始めるとやめられないからもう少し待ってくださいと言われる方がいます。そんなことはなく、薬を始めても減塩を真面目に取り組んだり、減量をしっかりできた方はやめられています。また高血圧は自覚症状が無いので、自分は150くらいの血圧が一番体調が良いなどと言われ、中途半端なコントロールしかできていない方も多いのが事実です。
降圧目標は長年の調査で脳心血管病発症の発症や寿命を詳細に比較してたてられています。
生活習慣病の管理を受ける方は改めて理解を深め、生活習慣を変えていく機会にして欲しいと思います。
[文:院長 登田 久子]

みずき便り:7月

2024-07-02

みずき便り7月

生活習慣病とは?
生活習慣病管理料を6月より算定し始めています。生活習慣病とは三大疾病の糖尿病、高血圧、高脂血症が該当します。いわゆる成人病と言われる年齢とともに出てくる病気です。生活習慣によって悪化することもある病気ですから人によっては30代から発症している事もあれば80代になって初めて指摘される方もいらっしゃるでしょう。
栄養、運動、喫煙、飲酒、睡眠などの生活習慣を改善する事で生活習慣病は予防、改善することができます。この病気はは自覚症状が無いまま発症、進行し、内臓脂肪型肥満を引き起こし、それが原因となって健康寿命を脅かす重大な病気を引き起こします。
特に脳血管疾患や喫煙で起こる慢性閉塞性肺疾患など健康寿命に影響する重篤な病気を予防するために生活習慣を改善することが大切です。
まずは生活習慣病をよく知って、それを改善するためにはどんな事を生活の中で変えていく事が必要なのか、一緒に考えましょう。
それが診察時に行える、生活習慣病管理です。
[文:院長 登田 久子]

みずき便り:6月

2024-05-29

みずき便り6月

昨年11月から私が病気のため代診の先生を多数お願いして半年間なんとか繋いで頂きました。
私の所属していた群馬大学の腎臓リウマチ内科の先生方をはじめ、卒業した母校の後輩の先生、前橋医師会を通じて知り合った連携医の先生方のご紹介で来てくださった先生方、そんな先生方が代診を快く引き受けてくださったことには感謝しかありません。
また、今までと違って毎回医師が違う外来の状況で温かくご理解を示してくださった全患者様にも本当に感謝申し上げます。

自分が病院に通院してみて、年齢や病状に関わらず、お一人で懸命に治療に耐え、通院されている方が沢山いらっしゃるという事がよくわかりました。また患者様にとって病院へ通院することは病気を治すために前向きに通院する場所であると勝手に思っていたことも知りました。
病気を患っている者にとって、病院に行くという事がどんなに気が重く、辛いことか、待ち時間に楽しいことなど考えられるはずもありません。そのような状況を少しでも緩和できるような環境を自分のクリニックで作れないだろうか…と考え、実現のために模索しているところです。

5月から少しずつ仕事を始めており、それと同時にクリニックの雰囲気や環境を変えるべく活動していくつもりです。
患者様の心に少しでも温かいものをお届けできるような事を考え続けていきたいと思います。
[文:院長 登田 久子]

 かいがやみずきクリニック

かいがやみずきクリニック

〒371-0018
群馬県前橋市三俣町2-11-20

Tel.027-232-6435

診療内容
内科・循環器内科